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CASES

事例紹介 決算早期化・効率化コンサルティング

決算早期化・効率化コンサルティング

クライアント
小売業様
売り上げ規模
735億円

課題

グループ会社の決算業務をホールディングス会社で対応していたが、事業毎に経理機能が分断されており、それぞれ異なる決算業務プロセスが確立されていた。また、将来的にはシェアード化を目標としていたが、マニュアルや規程が整備されておらず、業務の属人化が進んだ結果、月次決算に費やす時間が長くなり、経営管理上の課題ともなっていた。

施策

月次決算の早期化だけでなく、業務の属人化も大きな課題であったため、双方の課題解決の効果が短期間で現れるように現状の確認と優先度を加味した改善計画の策定に着手。適切な改善計画を策定するためには網羅的な課題抽出が必要となるが、経理担当者はそれぞれの事業ごとに離れたロケーションに所在していたため、アンケートを用いて効率的な課題抽出を推進する。
アンケートでは、マニュアルの整備状況や活用状況、担当している業務の課題を確認。アンケート結果から、マニュアルが整備されていない業務、マニュアルが整備されているものの活用されていない業務、マニュアルと業務の実態がマッチしていないものといった業務属人化の状況が明確になった。また、業務の指示系統が曖昧になっている、経理担当者のロケーションの違いにより非効率となっている業務等の新たな課題が抽出されたため、それらの課題を分類(早期化課題または標準化課題)し、改善効果に応じて優先順位をつけ、各担当者に応じた改善計画を策定する。
早期化および標準化を達成するための計画策定後は、月次で各担当者の進捗状況や、計画推進にあたっての課題をモニタリング。マニュアルの作成状況や新たなルールの作成といった施策の推進状況を定期的にチェックすることで、改善計画の円滑な推進をサポートする。

施策関連サービス

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