事例紹介

東証一部への新規上場を目指し、内部統制の構築・整備が必要だった。特にシステム開発・運用等IT管理のルールが未整備であった。またJ-SOX対応として、販売・在庫管理等の業務プロセスにおける3点セット作成も必要だった。

東証2部への市場替えに伴い部門監査を開始したが、担当者へのヒアリングに留まり、証憑の確認までできていない。内部監査部門の人員が削減される中、内部監査・J-SOX評価に加え、ISMSの監査まで対応が求められていた。

新規上場に向け、全拠点の内部監査を行う必要があるが、内部監査部門を立ち上げたばかりで、内部監査に関するノウハウが無かった。さらに、情報システム部門については、ITに特化した部門監査まで行う必要があった。

マザーズから東証一部への変更に伴い、今まで未対応だった内部監査を実施する必要があった。内部監査に係るノウハウが無いとともに、内部監査部門の担当者が1名のみであったため、リソースも不足していた。

国内拠点に加え、アジア・ヨーロッパを含め、約100拠点あり、年1回各拠点の監査を行うことが上層部から求められている。内部監査人員の採用も思うように進んでおらず、リソースが不足している。

内部監査部門にITの経験や知識を持った人材がおらず、監査法人に対する説明や情報システム部門の折衝を含めたIT統制の評価対応ができない。基幹システムのリプレイスもあり、IT統制対応に苦慮している。

内部統制報告制度施行時から同じやり方を踏襲しており、特に海外子会社の評価に工数がかかっていた。一方、退職となる内部監査部員もおり、リソースが不足している。